除霊と称してわいせつな行為をしたとして準強制わいせつ罪に問われた、江畑誠一被告(73)の初公判が10日、千葉地裁(丸山哲巳裁判官)であった。江畑被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
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起訴状などによると、江畑被告は体調不良を改善する能力があることを自称。3月24日午前9時45分から1時間半ほど、千葉市美浜区の美容室で、施術のために必要な行為と信じた60代女性に対し、抵抗できない状態にしてわいせつな行為をしたとしている。4月12日午前にも、鋸南町のマンションの一室で、50代女性にわいせつな行為をしたとしている。江畑被告は女性らに「ルパン」と名乗っていた。【林帆南】
江畑誠一